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結膜貧血の診察

 健診の内容には、以前から内科診察があり、いろいろな健診で共通して行われています。診察についは、項目が指定されているものがあり、その中に結膜貧血というのがあります。目の結膜が白くなっているかどうかで、そう判断すれば○をします。問題は、結膜貧血という所見を書いて、血液検査で貧血になっているかどうかです。この点をいつも悩みます。

結膜のどの程度を貧血とするのか、誰にも教わったことはありません。今の医学教育ではきちんとやっているのでしょうけど。まず、眼を見ますというと、眼を閉じてしまう人が多いので、結膜をじっくり見るのに時間がかかります。皮膚の色が白い人の場合も悩みます。そこでまず、問診表を見ます。貧血とすでに診断され、鉄剤を投与されている場合は、よし○とします。問題は奥の半分が白くなっている場合です。これは○とする場合と、なしにする場合があります。「結膜貧血あり」と「結膜貧血なし」の2者択一ですが、自分の明確な基準はありません。「どちらともいえない」があればいいのですが。

 一度結膜貧血と実際の血液検査がどれくらい一致しているか、データが知りたいものです。自分の診察能力を試すのにも必要です。他の先生に聞いたことはありませんが、悩まず診察しているのでしょうか。臨床検査を専門としていると、とても気になります。

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